巴バルブとは

巴バルブとは巴バルブ株式会社のことで、昭和28年11月に設立されたバタフライバルブを中心とする流体制御機器及び周辺機器の製造・販売を行っている会社である。製品にはハイパフォーマンスバルブ、コントロールバルブ、ゴムシートバルブ、樹脂ライニングバルブなどがある。巴バルブ株式会社は確かな技術をもとに、ニーズに合わせたバタフライバルブ(バタフライ弁)を提供する会社である。他にも食品や給湯分野での適応が可能なハイブリッドバタフライバルブやチャタリングを完全に防止した逆止弁 MKTシリーズバルブなどもある。バタフライ弁について、巴バルブ株式会社の久田幸一氏が大阪産業大学の小川和彦氏と共に「バタフライ弁のキャビテーション現象の抑制」について研究し論文を作成している。バタフライバルブの価格は様式や大きさによって様々だが、700Gシリーズの呼び径65oのダクロコーティングロックレバー式は16000円程で、同シリーズ同径の小型電動モータ式になると128000円程になる。

巴バルブ株式会社のバタフライバルブの特徴

巴バルブ株式会社は日本で一番最初にバタフライバルブを提供したことで有名である。また現在もバタフライバルブへの研究は更に進んでおり、バタフライバルブの第一人者と言える企業だ。バタフライバルブとは従来のバルブと比べて構造や制御性能など全てにおいてバルブを更に進化させたものであり、巴バルブ株式会社が最初に作り上げたのはゴムシートタイプだった。巴バルブ株式会社はその後も市場のニーズを一番に考え、更に優れた制御機能を備えたロータリーコントロールタイプや高温・高圧専用のハイパフォーマンスタイプなどを世に送り出している。巴バルブ株式会社が手がけるバタフライバルブは軽量かつ小型でありながら耐久面に優れており、また価格的にも低価格であるということから一流企業へと発展した。現在の巴バルブ株式会社のモットーはCAC(コントロール・アセスメント・コンサルテーション)だという。これは流体の制御(C)、技術や製品の評価(A)、そして顧客へのコンサルテーション(C)ということである。

巴バルブ株式会社久田氏による「バタフライ弁のキャビテーション現象の抑制」論文について

この論文は巴バルブ株式会社久田幸一氏によるバタフライ弁のキャビテーション現象の抑制について論じられた文章である。そもそもバタフライ弁とは小型で構造が簡単であることからあらゆる産業用プラントで多く用いられる弁の一つであり他のバルブと比べて制御性の良さが着目されている。しかしバタフライ弁はキャビテーションを起こしやすいため、高差圧高流速における制御弁としてはその力を発揮できていない。キャビテーションが発生する理由として挙げられるのが気泡核が存在し、局所制圧低下、また気泡成長の時間が十分にあることで発生してしまう。巴バルブの久田氏はこのキャビテーション現象を抑制させるために実験・研究を繰り返し、キャビテーション発生の原因を追求しその影響を論じ実際のバタフライ弁への応用を試みている。この論文では配管の管径拡大部を設け弁体後方の圧力を上昇されることによってバタフライ弁におけるキャビテーション抑制が可能であることを明らかにしている。

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